読書をしたらアウトプットしようその4 学びを結果に変えるアウトプット大全

読書をしたらアウトプットしようその4 学びを結果に変えるアウトプット大全

読書をしたらアウトプットしよう!
まさにそのままのタイトル「アウトプット大全」です。

〇著者の樺沢紫苑氏はアウトプットの達人!

精神科医、樺沢紫苑氏のベストセラー。
著者自身が毎日のメルマガ、FB、Youtube更新、多数の著書を出し、セミナー講師も務めるアウトプットの達人です。

こちらの本はタイトルに「大全」とあるとおり、話す、書く、行動する等、ありとあらゆるアウトプットの方法とそれに伴う様々なメリットが書かれています。
それぞれのやり方にイラストも加えて、わかりやすく、簡潔に解説されていますので、頭から最後まで読むのも良いですが、気になった部分だけ読む、あるいは実践したいところをその都度読むのもおススメです。

〇なぜインプットだけではなくアウトプットが必要なのか?

当ブログのこのシリーズの趣旨でもありますが、なぜインプットだけではなくアウトプットが重要なのでしょうか?
インプットのみよりもアウトプットしたほうが確実に知識として定着するからです。
著者も「月3冊読んで3冊アウトプットする人」の方が、「10冊読んで1冊もアウトプットしない人」より確実に自己成長できると言います。
知識は詰め込むだけではなく、実際に「使うこと」で脳がそれを「重要な情報」として長期保存し、現実に活かすことが出来ます。
そしてもう大事なことが「運動性記憶」です。。
頭だけで覚えたことは時間が経てば忘れがちですが、一度体で覚えたものはなかなか忘れることがありません。
一度自転車の乗り方を覚えたら、その後何年も乗らなくてもすぐに自転車には乗れますよね?
小学生の頃一生懸命九九の掛け算を覚えたと思います。
今でも、「5×8は?」と聞かれたら、計算機など使わずに「40」と出てくるように、本などで目で追って学ぶだけでなく、実際に何度も何度も声に出して、自分の声を耳で聞いて覚えたものは長期記憶として定着しています。
学びのため、自己成長のためにはインプットだけではなく、アウトプットが必然だといえます。

〇さらなる成長のためには「フィードバック」が必須

しかしながら、より成長するためにはインプットとアウトプットだけではなく、フィードバックも大切だと著者の樺沢氏は言います。

フィードバックとは、見直し、反省、改善、方向修正、微調整、原因究明など。
インプットしたものをアウトプットし、アウトプットによって得られた結果を評価、考慮(フィードバック)し、次のインプットに修正を加える。
この流れを効果的に回すことがより大きな成長のカギとなります。
著者は「短所克服と長所進展」、「広げると深める」、「なぜ?を解決する」、「人に教えてもらう」を効果的なフィードバックの4つの方法としてあげています。
一つ一つの解説は省きますが、この「インプット」「アウトプット」「フィードバック」を回す方法として、ブログを書くということは非常に優れた方法だと思います。

〇ブログは学びと自己成長にとって最強のツール

自分で読むのみならず、その本の魅力を記事にして簡潔に伝えるためには、その内容について、ある程度理解する必要があります。
最初からブログに書く前提で読むのと、自分だけの読書では読む姿勢からして違ってきます。
そしていったん記事を公開すれば、様々な反応があります。
ブログにコメントをくださる方、twitterに返信する人、何のコメントもなくても、閲覧数などの記事における反応の違いで、記事に対してどのくらいの人が関心を持っているのかなどを知ることが出来ます。

自身の学びを強化するツールとしてブログは是非おススメしたいです。
ブログはハードルは高いと思われる方には、facebooktwitterで読んだ感想を公開するのも良いのではないかと思います。
しかしながら、facebookやtwitterはタイムラインで流れてしまうし、記事の管理もしづらいので、ブログのほうがやはりやりやすいと思います。
ブログの始め方に関しても一度記事にまとめようかなと思います。

こちらの『学びを結果に変えるアウトプット大全』
大変読みやすく、アウトプットを自身の学びに取り入れるために実践しやすい内容となっていますので、是非手に取ってみることをオススメします。