ノンホールピアスが痛い! そんなときの対処法

ノンホールピアスが痛い! そんなときの対処法

前回の記事『手軽にハーバリウムを楽しもう! ハーバリウムボールペンを作ってみた』で製作したイヤリングが痛いのでパーツを交換するつもりだと書きました。

こちらで使っているイヤリングのパーツは「ノンホールピアス」というタイプのものです。

ノンホールピアスがわからない方のためにちょっとだけ説明しますね。

オーソドックスなイヤリングだと、ネジがついていたり、またはクリップ状になっていたりして、耳に固定するものが主流でした。
こちらは両方ついているタイプです。

最近、出てきたのがこの「ノンホールピアス」と言われるもので、ピアスのように耳に穴をあけるのは嫌だけど、金具などの目立たないデザインを楽しみたいという人のニーズにこたえるために、パーツが透明な樹脂でできているものが主流です。

これの良いところは、金具が目立たないというだけではなく、パーツが金属ではなく樹脂でできているため、痛みが少ないということ。
そのため、私もノンホールピアスタイプのものを選んでイヤリングを作ったのですが、それが痛いとなるとどうすればいいのか?

いろいろ調べた結果、単純に、耳を挟む空間が狭いということに行きつきました。

確かに、今まで使っていたものと比べれば、1.5mmほど狭いです。
このほんの少しの違いが付け心地を大きく左右するのですね。

そうとわかれば、隙間を大きくすればいいだけです。
まずは、こんな感じである程度の厚みのあるものにパーツをはめます。

コクヨのノートに挟んでいます。
なぜノートに挟んでいるかというと、紙の枚数を増やしたり減らしたりすることで厚みの調整が簡単だからです。

これで時間をかければパーツが緩み、耳にはめる部分は広がるのですが、もっと簡単に早く広げる方法があります。
ドライヤーで熱風をかけて、温め、その後、冷風で覚ませばOKです。

こんな感じで前より1mmほど広がりました。
耳につけると、痛くない!!

広げ過ぎるとイヤリングもはずれやすくなるので、様子を見ながらやってくださいね。
開き過ぎたときは先ほどとは逆で、ドライヤーで温めた後、押さえて幅を狭めて、冷風をかけるということでも対処可能です。
細い樹脂なので、力を入れすぎると割れてしまいますので、気を付けて作業してくださいね。

ということで、お気に入りのイヤリングを快適に付けられるようになりました。

デザインが気に入っても、付け心地が悪くて使わなくなったものなども、対処方法がわかればまた使えるようになりますので本当に便利です。
自分で作る方法を知っていれば、パーツだけ交換することも出来ますので。
では参考にしてみてくださいね。