読書をしたらアウトプットしよう3 〜ゼロ秒思考 頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング

読書をしたらアウトプットしよう3 〜ゼロ秒思考 頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング

先日のブログ「歩行瞑想のススメ ストレス軽減、運動不足解消に」で紹介した『ゼロ秒思考 頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング』

なんと、私が記事にした次の日に人気youtuberのまこなり社長がこちらの書籍を紹介してました!!

 

実は私がこちらを読んだきっかけは、まこなり社長の動画なんですけどね。

先日、歩行瞑想をご紹介しました。
瞑想をするときは、呼吸や歩いているときの足の感覚など一つのことに集中して、他のことに考えをそらさないことが大切ですが、実は思考をめぐらすのにも歩くことは有効です。
Daigoさんは読書や、様々な考え事も散歩中にするそうです。
読書は私も試してみたのですが、視線や周りの景色が動くのがダメでした。
私は非常にゆらぎに弱くて、すぐに車酔いしたような状態になってしまうのです。

しかしながら、なにか考えるときに、じっと座って考えるのではなくて、体を動かすのは良い方法だと思います。
私も、歩行瞑想をするようになってから、ブログを書いていて、文章がつまったときは、なぜか自然と歩くようになっていました。
しかしながら、そのとき浮かんだ考えは、頭の中においているだけでは、まとまらず、流れていきます。
そこで有効なのが「紙に書くこと」です。

こちらの本で紹介されているのは本当にシンプルで、A4の紙と筆記具さえあればすぐに出来ます。

そしてこのメモ書きを始めることでこのような効果があるのだとか。

1、「考える力」を鍛えられる。
  深く考えることができるだけでなく、「ゼロ秒思考」と言える究極のレベルに近づける
2、心のコントロールの達人になり、ストレスや不安、恐怖が軽減される
3、前向きに明るくいきることができるようになる

どうですか?すぐに始めてみたくなったでしょう?

基本ルールはたったこれだけ
・A4サイズの紙を横置きにして書く
・1件につき1ページ
・左上にタイトルと日付を書く
・1ページに4~6行
・各行は20~30字
・毎日10ページ
・1ページに1分以内

この基本ルールに沿って、A4の紙にスピーディーに頭の中に浮かんだことを書いていきます。
大事なことは、思いつくまま、自分の気持ちに偽らず、例えば、人間関係で悩んでいるのなら、相手の名前、その人物が自分に如何に酷いことをしたのか、自分がそれでどれほど傷ついているのかも、とりつくろったりせずに全部書くことです。

悩み事など、友人や家族、信頼できる人に相談することがあると思います。
そんなとき、やはり相手に気遣ったり、体裁を考えて、全て洗いざらい正直に話すことは難しいですよね。
このメモは誰に見せるものではありません(むしろ誰にも見せないようにしないといけない)。
そして、それゆえに自分の本心をさらけ出し、深く掘り下げることで問題の解決法を自分で見出すことができるのです。

始めはちゃんと時間を測ってやった方が良いです。
だらだら考えすぎてもダメ、しかしながら、まとまらなかったら15秒だけ延長するなどして書いてください。
こちら、始めた時にはすぐに言葉が出てこないことも多いですが、書き続けると、それまで自分で思っても見なかったことが浮かんだりしてきます。
紙に書くことで、浮かんでは消えていた思考がスッキリまとまるのは気持ちが良いものです。
いろいろ悩んでいたことが、書きだしたら実はたいしたことがなかったり、考えても仕方のないことだと気づくだけでもストレス軽減にはかなり効果があります。

メモに書きだしたことは、さらにそれをタイトルにして深堀すると効果的です。

例えば私がこのようなメモを書いたとします。

今度は、「・朝30分早く起きて、ブログを書く時間をつくる。」をタイトルにして、メモを書くことができます。
普段やろうと思ってなかなかやれていないことなど、書きだして具体的にすると、案外簡単に解決方法が浮かんだりします。

このメモ書き、日頃の悩みから、仕事の企画書作りまでさまざまに応用できます。
簡単に始められるので、気になった方は是非この本を手に取って初めて見てくださいね。