アスペルガーの仕事術 その4 お気に入りの文房具を使おう!

仕事を快適にするために、お気に入りの文房具を使いましょう。
アスペルガーと言わず、発達障害の人に多いのが「感覚過敏」ではないかと思います。
私はとても字を書くのが嫌いでした。若い人に話してもわからないかと思いますが、昔は学校で使われていた用紙は「わら半紙」と呼ばれる薄茶色のざらざらした紙でした。鉛筆で字を書くと少しカスカスした感じがあり、何度も消しゴムで字を消すと、毛羽立ったりして汚くなってしまう。
昔の油性ボールペンは書きはじめはねっとりとしたインクがぼとっと出てきたり、それが手についたりして非常に不快でした。
ブログを立ち上げるくらいですから、文章を作ること自体が苦手なのではないのです。しかしながら、この「字を書く」という作業が苦痛でしかありませんでした。
この苦痛な作業を軽減させるのが良い道具です。現在は安くて良いものがたくさんあって本当に嬉しいです。
会社によっては自分の使うものをカタログなどで選ばせてもらえる会社もありますが、支給品が使いやすいもので無ければ、自分のものを持って行けばいいと思います。もったいないと思う方もいるかもしれませんが、そもそもよっぽどのものでなければ、数百円です。それで仕事の効率が上がると思えば安いもの。自分のものと区別できるように、私は可愛いマスキングテープを貼っています。
今時100円のものでも良いものがたくさんありますが、私が気に入って使っているのはパイロットのフリクション・ボール。私は書き間違いが非常に多いので、消せるものでないと、訂正でぐちゃぐちゃになってしまうのです。先ほども書きましたが、鉛筆系のものはやはり書き味のカスカスした感じが好きではありません。フリクション・ボールは滑らかで発色も良くてしかも消せるところが良いです。しかもシンプルでデザインが美しい!
メモ帳などに使うのなら0.5mmですが、デザインは0.7mmですね。全体が同色なのが良いので両方持ってます。特にブルーが好きで、メモ書きなどにはブルーを使っています。
消せるフリクション・ボールは正式な文書には使えませんので、ちゃんとしたものに使うときはジェットストリームの0.5mmを使っています。こちらも書き味が滑らかで良いですね。このような良い筆記具を使うと、字を書くのが嫌いな私でもかなり負担が軽減されます。
感覚過敏の人にとって、職場ではいろいろなストレスがあります。私も字を書くこと以外でも、周りの人の話し声、雑音等いろいろ気になることがありますが、どうにもならないこと以外のストレスを極力減らすためにも、普段使う文房具に気を使うことをお勧めします。
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