パン作りの魅力を語る

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 年末のブログ、断捨離日記18 食器が増えた!さあどうする?で昔、自分でパンを焼いていてほとんど買っていなかった時期があったことを書きました。

 ホームベーカリー不使用、完全に手ごねでした。今思えば仕事もかなり忙しかった時期でした。やめてしまった理由がパンよりご飯党で手作りするより買った方が安いという理由からだったのですが…

 しかしながらそんな私がなぜそこまでパン作りにはまったのか?

 単純に楽しい、そして癒されるからだと思います。

 素人が美味しいパンを作れるようになるために大事なのは結局レシピです。最初はクックパッドからでした。スーパーで手に入る材料で作っていたのですが、まず夫に「イースト臭い」と言われました。そこで2ch(今は5ch)でいろいろ調べて、こちらのイーストが匂いが少ないということでネットで購入して使いました。スーパーで買っていたのはカメリアのイーストだったのですが、本当にこちらは嫌なイースト臭さがないです。

 レシピも口コミでとあるサイトに行きつきました。現在そちらをアップされている方、ご病気されたようでレシピが見つからないのが残念です。気温、温度、発酵させた時の膨張率、焼き型の容積などかなり厳密に作る必要がありますし、その方はパンをこねる際、ホームベーカリーを使っていたので、柔らかめの記事で手でこねるのは大変でしたが、レシピ通りに作ると本当に美味しく出来て感動しました。

 そして、その大変な「手でこねる」。この工程が良いのです。べたべただった生地がだんだんまとまってくる。そしてその柔らかな手触りが本当に心地よく癒されます。発酵させるとまるで生き物のように膨らみ、ガス抜きするときのその感触がまた気持ちいい。成型して焼き上がりを待つ時間。焼きたてのパンのいい香りが台所に立ち込めます。そんなことに癒されていたのだなあということがわかります。

 廃棄した食パン型はかなり酸化した油がこびりついた状態でした。食パン型は、油を塗って焼成するという工程が必要です。そうでないと焼いたときパン生地が型にこびりついて抜けません。結局パン型を使うためにはパンを焼き続ける必要があるんですね。取っておいても今更使えなかったのです。

 パン型は廃棄してしまいましたが、またパンを焼きたくなって、イーストを注文してしまいました。ちなみに、イーストは冷凍庫で保存することをお勧めします。生き物ですので、ある日突然、パンが膨らまなくなります。冷凍保存することでかなり長持ちしますよ。